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第6回 皮膚のかゆみ

滝田雄磨 獣医師

  • 体がかゆくてしょうがない

    あくびをしながら退屈そうに後ろ足で耳の後ろを掻く柴犬。
    よくある、のどかな光景です。
    たまに掻くぐらいであれば、
    生理的な行動として片付けてもいいでしょう。

    しかし、だんだんとその頻度が増えてくると、
    その行動は病気のサインとして考えなければいけないかもしれません。





  • 体がかゆい症状をともなう病気。 そのほとんどは、皮膚病です。

    皮膚病には様々な病気があります。
    しかし、その中でかゆみをともなう病気は一部です。
    つまり、かゆいという症状をともなう病気は、
    丁寧に診察、検査をすれば、
    高確率でしっかりと確定診断を下すことができます。

    確定診断が下されれば、あとは丁寧に治療していくのみです。
    一方、診察、検査に不足があると、その場しのぎの治療が続き、
    悪循環に陥ってしまうおそれがある病気でもあります。



    アニコムペット保険さんの統計によると、犬猫の患者さんたちのうち、
    実に4割以上が皮膚または耳の疾患で来院されているというデータがあります。
    耳の疾患は、皮膚科診療に分類されます。
    来院数の半分近くが皮膚病・・・皮膚病の患者さんはとても多いのです。

    これは、皮膚病の発症率が高いということもありますが、
    皮膚病の多くが長期間もしくは生涯にわたる通院を必要としていることも示していると考えられます。
    長期間の通院が必要だからこそ、しっかりと診断をしたうえでの治療でないと
    不安になってしまうものです。


    では皮膚病の診断方法についてみていきましょう。

    皮膚病を診断するうえで、大切なものは何でしょうか。
    症状を聞き、皮膚の病変部位を観察し、必要な検査をする。
    これらは診断を下すうえで、当然必要になってくるでしょう。目の前の皮膚から得る情報です。

    しかし、しっかりと皮膚病の診断をするには、もっと多くの情報がいります。

    生まれてからいままでの皮膚の症状。
    生活環境(散歩コース、食生活、同居動物、使用シャンプー)。
    ワクチンやノミ・ダニ・フィラリアの予防の有無。
    季節と症状の関係・・・。

    このように、目の前の皮膚からだけでなく、その子の生い立ちに関する様々な情報が必要となります。


    ちょっと皮膚が痒いのを治してほしいだけなのに、なぜこんなに情報が必要なのでしょう。
    心臓病や腎臓病の診察ではこんなに情報を求められないのに。

    実は、皮膚病のある特徴に原因があります。
    それは、検査結果が同じでも、根本的な原因は異なることがある、ということです。

    例えば、皮膚のかゆみを主訴に来院された犬がいるとします。
    皮膚の状態を観察し、皮膚の表面の細胞などの検査をした結果、細菌感染が認められたとします。
    (膿皮症)

    細菌感染が起こっているので、抗生剤や消毒による治療がなされます。
    その結果、1週間ほどして皮膚がキレイになります。

    しかし、ある犬はそのまま皮膚のトラブルを起こすこともなく過ごし、
    ある犬は皮膚病の再発を繰り返してしまうこともあるのです。

    この違いは何でしょう。
    そもそもの皮膚病になってしまった原因に違いがあると考えられます。
  • この皮膚病の原因となっている細菌。
    これらは実は正常な皮膚にもとから存在する菌です。
    どこか汚いところへ行って感染してしまったわけではありません。
    つまり、感染症になってしまった原因は、
    細菌ではなく他のもの、多くは犬側にあります。

    皮膚のバリア機能の問題だったり、
    免疫力の問題であったり、
    物理的な刺激であったり。
    具体的には、アトピー、食事アレルギー、
    舐め癖(行動学的問題)、内分泌疾患(ホルモン異常)、
    薬の副作用、シャンプー、疼痛をともなう疾患・・・
    実に様々な角度から、原因を特定しなければなりません。
    したがって、皮膚科の診察は質問が多く、問診が長くなることが多いのです。
    悪循環に陥らないための治療に必要な問診。ご了承ください。
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    【行動学的問題】

    もともと皮膚には何の異常もなく、全身状態も良好。
    しかし、なんらかの理由で皮膚を舐めたり掻いたりをやめられなくなってしまい、
    皮膚炎を起こしてしまった状態です。
    ヒトでもまれに爪を噛むのをやめられない、貧乏ゆすりをやめられないということがあります。
    病気とは少しちがいますが、行動学的にアプローチをしないと治らない状態です。
    こういったパターンの治療方法は、いくつかあります。


    舐める行動を満足させる

    ヒトでは爪を噛むのをやめられない人が、ガムを噛むようになったら落ち着いたなんてことがあります。
    噛むものは爪じゃなくてもよかったんですね。
    犬猫でも同様に、何かを噛むと、舐めたりかんだりしたくなる衝動を抑えることが出来ます。

    フードを一粒ずつ小分けに与える。噛むおもちゃを与える(硬すぎるものは避ける)。
    遊ぶとフードが出て来るおもちゃを使う。 たっぷり運動して運動不足を解消する。
    エネルギーの矛先を変えることが、治療につながります。
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    不安を取り除く

    不安な状態になると、そのストレスから自傷行為を起こしてしまうことがあります。
    足先を舐めるだけでも、それが炎症をともなうまで舐めているのであれば、自傷行為です。
    不安となる原因を取り除きましょう。

    長い留守番、長距離移動、新しい同居動物や人、騒音、必要以上の遊び相手。
    しかし実際は、取り除くことが難しい原因であることが多いです。

    そういった場合は、サプリメントや薬を使って不安を取り除きます。
    認知症のコラムでも触れましたが、カゼインを含むサプリメントや、
    抗うつ薬が奏効することが多いです。
    まずはサプリメントから始めましょう。
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  • 【内分泌疾患】
    皮膚の痒みや炎症のほかに、内分泌疾患を疑う症状があれば、
    しっかりと診断する必要があります。
    左右対称性の脱毛、飲水量の変化、腹部膨満、元気消失。
    内分泌疾患の診断には血液検査が有効です。
    動物病院で検査してもらいましょう。

  • 【薬の副作用】
    薬やシャンプー、周りで新しく使うようになった
    化学物質が原因として疑われる場合は、
    その薬品や物質の使用を中止しましょう。
    副作用やアレルギー反応で皮膚炎を起こしている場合、
    重症化するケースもあります。
    処方された薬であっても危険を伴います。
    おかしいなと思ったら、すぐ動物病院に相談しましょう。
  • 【疼痛をともなう疾患】
    ヒトでは治療するとき、手当てをするといいます。
    これは、痛みを伴う部位に手をあてると痛みが和らぐという
    おまじないのようなものから来ています。

    しかし、実際、自分で手を当てたりさすったり、
    だれかに手を当ててもらうと、
    不思議と少し楽になることがあります。
    (手の温かみが温湿布の役割をしているなど諸説あり)
    犬猫においてもそういったことがあるのかもしれません。
    関節をいためた犬が、その部位を執拗に舐め続けたり、
    膀胱炎をわずらった猫が、下腹部を執拗に舐め続けたり。
    (手を当てることはあまりありませんが・・・)
    その結果、皮膚に脱毛、炎症を起こしてしまうことがあります。





  • 皮膚に異常が起こるまえに、
    部分的に執拗に刺激を与えている場合はこのパターンも疑いましょう。
    原因となっている疾患に対して治療しないと、この行動、皮膚炎は治るはずがありません。

  • たかが痒み、されど痒み。
    あらゆる原因を想定して治療をしないと、
    なかなか治らず、むしろ痒みはどんどん悪化していきます。
    今回は感染症、アトピー、食物アレルギーを除いた
    痒みをともなう疾患について紹介しました。
    次回はよく質問を受ける、
    アトピー、食物アレルギーについて紹介したいと思います。
    犬猫たちが痒みというストレスから少しでも解放されますように。
    正しい知識を身に着けましょう。

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