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シニア期になったら、より一層生活習慣を整えましょう。 illustlation by:タケダアズミ
日本のペット事情では室内で犬を飼うことが非常に多くなりました。散歩の時間は一日で30分程度でしょうか?
また栄養価が高くバランスのとれたドッグフードですが、必要な栄養を摂っても運動不足になりがちで、尿のPHバランスが崩れることがあります。
こうした生活がルーチン化してしまうと本来酸性を示している尿がアルカリ性に傾く傾向があります。
現代の犬がかかる結石の多くが膀胱結石で全体の約50〜60%を占めています。
更に結石の中でも最も高頻度で発症するのがストラバイト結石と呼ばれるもので、
アルカリ性の尿の中でマグネシウム等のミネラルが結晶化して出来る石です。
膀胱に結石が出来ると常に膀胱内壁を刺激して膀胱炎が起こりやすくなります。
また石が大きく成長すると排尿時に痛みを覚え、血尿を出す場合もあります。
ストラバイト結石を予防するには運動をさせることが一番です。運動することで筋肉中に乳酸が出来て尿が酸性に傾きます。
ストラバイト結石はアルカリ性でなければ結晶化しないため尿を酸性に保つことが出来れば病気の予防は可能です。
PHバランスが整えば石そのものも溶けてしまうこともあります。
一旦ストラバイト結石が認められるとお医者さんから専用の療法食を処方してもらう必要があります。
薬で溶かす治療法もあるのですが、これは腎臓や肝臓に負担をかけてしまうため、シニアドッグの場合は第一選択肢とはなりません。まずは運動療法と食事療法が基本です。
膀胱結石は体質によって発症率が異なりますが、生活習慣病であることには変わりありません。
シニアドッグになる前からの生活習慣がその後の生活に大きな影響を与えることになるのです。